何故、インスリンが妊活の邪魔をするのか?

 

なぜインスリンが妊活の邪魔をするのか?


こんんちは、横浜市の横浜駅近くで、不妊整体、一般整体をやっている、馬場整体院です。

前回に引き続き、インスリンのお話です。
前回は、インスリンの毒性について書きました。


今回はインスリンが妊娠の邪魔をする!
というお話です。

まずは、月経周期のホルモンの流れを説明します。
FSH→E2→LH→P4
女性のホルモンは、この順番で分泌されています。

女性の月経周期は生理が始まると、FSHというホルモンが、脳(下垂体)から卵巣に向けて分泌されます。
FSHは卵巣に、卵を育てろ!
と命令します。


FSHの命令を受けると、次は卵巣の中の卵胞からE2(エストロゲン)が分泌され、E2が子宮内膜を厚くし、
卵胞を成熟させます。


卵は充分育った、E2もちゃんと出た。という情報が脳へ伝わり、今度はまた、脳(下垂体から)LHが分泌され、
LHは卵巣に、排卵しろ!と命令します。


排卵が済むと卵胞は黄体化し、黄体化した卵胞からP4(プロゲステロン=黄体ホルモン)が分泌され、
子宮内膜を維持し、子宮の緊張を取り妊娠を維持しやするため体温を上げます。


このP4の充分な分泌期間は約2週間(高温期)で、2週間経つとP4の分泌は少なくなり、それにより子宮内膜と、
子宮をつなぐラセン動脈が閉塞し子宮内膜の滑落が始まり=生理。
となります。


インスリンはこの3番目のホルモンLHを暴走させる作用があります。

LHが暴走すると(高くなりすぎると)、卵巣のきょう膜細胞を刺激して、アンドロゲンが出易くなります。
アンドロゲンが高いと、視床下部のGNRH(下垂体に命令し、FSHと、LHの分泌を促進するホルモン)の分泌が促進され、
ホルモンの異常という状態を招きます。

妊活に最も大切なのが、ホルモンです。
インスリンはそのホルモンバランスを崩します。

この、インスリンがLHに作用して起こる負の連鎖。

LHは排卵を促すホルモンですが、卵の育成にも関わっており、LHが高いと、卵の数が多くなってきます。
卵の数は多すぎるとダメです。

柿の実と同じで、定められたキャパシティで過剰に存在すると、未成熟で小さな、甘くない柿が多くさん育ち、
それは、状態が悪く、分割するエネルギーも無い卵になりやすいということです。
美味しい柿を作るには、枝にある柿の実の量を適量にしなければなりません。
卵巣の中の卵も適量にしなければ、良い卵ができません。
そして、LHの高い状態が続くと、
FSHの感受性が低下します。
 
すると、FSHが効きにくくなります。
すると、卵を育てるホルモンの効きが悪くなるのですから、卵の育ちが悪くなります。
すると、未成熟の卵が中途半端な状態で排卵されたり、或は排卵できなかったり。
胚盤胞まで到達しなかったり、
妊娠しにくい。
となります。
妊娠する為には血中のインスリン濃度を高くしないことが大切です。
どうすれば良いか?、
それは、甘いもの、糖質を控えることです。
インスリンがLHを暴走させ、負の連鎖がおき、またはその他の理由から、
卵巣の中には未成熟で排卵できないの卵がたくさん有る状態を、
多のう胞性卵巣症候群=PCOSと言います。
これが、非常に妊娠しにくい状態です。
PCOSでお悩みの方は大変多いです。
しかし、我々がちゃんとケアーすれば、これを改善させ卵の質を良くする事は難しくありません!
次回は薬を使わない、PCOSの治し方!
について書きます。
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